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シモダトレカ 下田まち遺産
安政元年(1854)以降の建築と推定される「雑忠」。由来は、「雑賀屋」と号した廻船問屋を営み、当主が代々「忠吉」を名乗ったことで「雑賀屋忠吉」。それを略した通称として「雑忠」と呼ばれた。下田登録まち遺産 01【一丁目】
安政2年(1855)、旅館「松本屋」を創業したと伝わる。明治26年(1893)発行の銅版画や大正5年(1916)撮影の古写真にも確認でき、なまこ壁2階建ての主屋と離れ、伊豆石造の蔵で構成される。下田登録まち遺産 02【二丁目】
明治40年(1907)頃の建築と伝わり、1階が伊豆石造り、2階がなまこ壁の構造。梁間3間、桁行6間の縦長の平面形状で、旧下田町内でも規模が大きい。正面2階開口部の破風と裏側2階の戸袋に鏝絵が施されている。下田登録まち遺産 03【二丁目】
主屋・増築棟・土蔵から構成される。主屋・土蔵は安政元年(1854)以降の江戸末期、増築棟は昭和初期頃の建築と推定。明治15年(1882)、齋藤きち(「唐人お吉」)が小料理屋「安直楼」を開いたことで知られる。下田登録まち遺産 04【三丁目】
安政元年(1854)建築と伝わり、ペリーロード脇を流れる平滑川・柳橋のたもとに位置する。もとは船宿とされ、伊豆石やなまこ壁、2階の高さを抑えるなど、火災や風害への備えを念頭に置く、当時の建物需要が見て取れる。下田登録まち遺産 05【三丁目】
大正3年(1914)建築と伝わる主屋と、同時期の建築と推定される蔵から構成される。伊豆石・なまこ壁造の主屋は、入母屋造りの屋根が特徴。隣接する蔵は伊豆石造で、2階部分には伊豆石でかたどったアーチ状の窓枠が見える。下田登録まち遺産 06【三丁目】
主屋1棟が現存し、明治初期以降(1868~)の建築と伝承。外壁を漆喰で塗込み、1階両脇の戸袋と2階の壁面になまこ壁を用いる。また、左右1階の側面を伊豆石で築き、横の目地を溝型に凹ませた丁寧な加工が見られる。下田登録まち遺産 07【一丁目】
明治20年(1887)頃の建築と伝わる。壁面より少し突出して軒下に廻される切石を「ハチマキ石」と呼び、下田の石造建築でよく見られる意匠が施される。また、窓枠の庇の腕木を支持する持ち送りは漆喰が塗られている。下田登録まち遺産 08【立野】
大正12年(1923)頃の建築と伝わる。稲生沢川に架かるみなと橋のたもとに位置し、平成16年(2004)の橋拡幅工事において曳家された。1階の腰壁及び戸袋枠に伊豆石を用い、2階の正面と背面になまこ壁を用いる。下田登録まち遺産 09【一丁目】
明治末期(1912)頃の建築と伝わる。寄棟造り2階建ての主屋と、伊豆石の蔵からなる。主屋の外壁は全体を漆喰で仕上げ、南面には石造りの腰壁が立ち上がる。蔵は腰部まで伊豆石で立ち上げ、上部は漆喰塗りとなっている。下田登録まち遺産 10【一丁目】
明治35年(1902)頃の建築と伝わる。なまこ壁と漆喰塗りで仕上げられた2階建ての蔵で、建物正面と左右に窓を設ける。窓枠の庇の腕木を支持する持ち送りには漆喰が塗られ、下屋には飾り板のエブリ板が見られる。下田登録まち遺産 11【横川】
大正4年(1915)建築と伝わる主屋と蔵で構成。2階建て寄棟造りの主屋にはなまこ壁が使われ、2階建ての蔵は1階が伊豆石積み、2階がなまこ壁の仕上げ。平成20年(2008)に市へ寄贈され、休憩・案内施設となる。下田登録まち遺産 12【三丁目】
安政~万延年間(1854~1861)頃の建築と伝わる。明治26年(1893)発行『静岡県明治銅版画風景集』に現存する主屋と伊豆石・なまこ壁の蔵が確認できる。庇の腕木の装飾や下屋の飾り板(エブリ板)が見える。下田登録まち遺産 14【中】
明治20年(1887)の建築と伝わる。寄棟造り2階建て、北側には伊豆石積みの壁が立ち上がる。同年酒屋を創業し、明治26年発行の銅版画や大正5年(1916)撮影の古写真においても、現在と同じ建物が確認できる。下田登録まち遺産 登録15【三丁目】
土藤商店向かい、同じ明治20年(1887)の建築と伝わる。建物の南北で屋根形状が異なるが、明治31年(1898)の家相図に倉庫とあるため、現在の南側が当初の蔵。寄棟屋根の北側が増築された店舗部分と推定される。下田登録まち遺産 16【三丁目 】
安政元年(1854)以降の建築と伝わる2階建ての寄棟造り。外壁をなまこ壁が覆い、軒下部分に壁瓦を割り付ける。かつて旅館を営んでおり、大正6年(1917)には米国大使が訪問した際に撮影した古写真が残る。下田登録まち遺産 17【三丁目】